2025年12月27日

はじめに
「ピコトーニングでせっかく肌が綺麗になったのに、やめたらリバウンドして前より濃くなるんじゃないか?」 「一度始めたら、一生毎月通い続けなければいけないの?」
これから治療を始める方や、コース契約の更新を迷っている方から、このようなご質問をよくいただきます。終わりが見えない治療にお金をかけ続けるのは不安ですよね。
結論から申し上げますと、ピコトーニングをやめても「リバウンド(以前より悪化すること)」はしませんが、時間の経過とともに「再発(新たなシミができたり、肝斑が戻ること)」はあり得ます。
しかし、だからといって「一生毎月通い続ける」必要はありません。 アイネクリニック川崎院では、ある程度綺麗になったら治療間隔を空け、最終的には内服薬やホームケアで維持していく「減回数・維持プラン」への移行を推奨しています。
この記事では、後悔しないための「ピコトーニングのやめどき」と「維持のコツ」について解説します。
※ピコトーニングの施術内容・ダウンタイム・料金の目安はこちらで説明しています。
ピコトーニングを途中でやめたらどうなる?
まず、最も多い「やめたらどうなるか」という疑問について、医学的な観点から正直にお話しします。
「リバウンド(治療前よりも悪化)」はしません。
よく誤解されますが、ダイエットのリバウンドのように「やめた反動で、施術前よりもシミが濃く増える」ということは、医学的には起こりません。レーザーはシミの色となるメラニン色素を破壊するものであり、破壊された色素が復活して倍増することはないのでご安心ください。
ただし、シミの「新たな発生」は起こり得ます。ここで重要なのが、レーザーはあくまで「今あるシミ」を掃除するものであり、「将来できるシミ」を永久に止める魔法ではないということです。
肝斑(かんぱん)の場合
肝斑はホルモンバランスや摩擦などの「体質」が大きく関わっています。トーニング治療をやめても、原因(ホルモン等)がある限り、徐々にうっすらと元に戻ってくる可能性があります。
一般的なシミ(老人性色素斑)の場合
治療したシミ自体は消えますが、私たちは日々紫外線を浴びて年齢を重ねています。ケアを完全にやめてしまえば、数年かけてまた少しずつ新しいシミが出てきたり、隠れていた薄いシミが表面化することは自然な現象です。
つまり、「完全にゼロにして、一生何もしない」というのは難しいのが現実ですが、「良い状態を長くキープし、老化のスピードを遅らせる」ことは十分に可能です。
一生通い続けないといけないの?「やめどき」はVISIA(肌診断)で決めましょう

「鏡を見て満足したら終わり」だと思っていませんか?
実は、肉眼で見えているシミは氷山の一角です。アイネクリニック川崎院では、肌診断機「VISIA(ビジア)」を用いて、肉眼では見えない「隠れジミ(潜在シミ)」まで確認した上で、治療のペースをご提案しています。
カウンセリングのご予約はこちら
集中治療期(まずは表面のシミを叩く)
目に見えているシミをなくすために、まずは10回程度の施術(2週間に1回)を目安にします。必要な回数は初期の肌状態や患者様の目標地点、日々の生活などによって変わりますので、まずはカウンセリングでご相談させていただければと思います。
移行期の判断
表面が綺麗になっても、VISIAで撮影すると、肌の奥に「これから出てくる予定のシミ予備軍」がびっしり控えていることがあります。 この状態で治療を完全にやめてしまうと、数ヶ月後にそれらが表面化してしまい、「やめたらリバウンドした!」と後悔することになります。
当院では、VISIAで「隠れジミ」の量や活動レベルを確認します。
まだ奥に潜んでいる場合: 間隔を空けすぎず、3週間に1回程度のペースで奥のメラニンを叩いておく。
奥も綺麗になっている場合: 安心して月1回のトーニング、あるいはメンテナンス期へ移行する。
このように、「なんとなく」ではなく「データ」に基づいて間隔を調整するため、最短ルートで無駄のない治療が可能です。
維持期(メンテナンス・ホームケアへ)
患者様の求める水準までトーニングの効果が出てきましたら、クリニックでのレーザー治療は2〜3ヶ月に1回のメンテナンス、あるいは内服薬などのホームケアのみに切り替えても、美しい状態を長くキープできます。
このように、徐々に「クリニックに頼らない期間」を長くしていくのが、最もコストパフォーマンスの良い通い方だと当院は考えています。
重要:トーニングをやめた後に「これだけは続けてほしいこと」

ピコトーニングの照射をお休みしても、綺麗な肌を維持するために続けていただきたいことが3つあります。これさえ守れば、再発を大幅に遅らせることができます。
①内服薬(トラネキサム酸・シナール)
特に肝斑体質の方にとって、内服薬は「お守り」です。 レーザーは「攻めの治療」ですが、内服薬は新しいシミを作らせないための「守りの治療」です。レーザーをお休みしても、内服薬(月数千円程度)だけは継続することをおすすめします。
※当院ではお薬のみの処方も可能です。
②摩擦レスなスキンケア
肝斑の最大の悪化原因は「こすること」です。 せっかくレーザーでメラニンを砕いても、毎日の洗顔やメイクで肌をゴシゴシこすっていては、すぐに元通りになってしまいます。治療をやめた後こそ、「触らない・こすらない」ケアを徹底してください。
ドクターズコスメ(レチノール等)での維持
通院間隔が空く分、自宅でのケアを少しグレードアップするのも有効です。 市販の化粧品よりも有効成分の濃度が高い、医療機関専売のエムディアなどのレチノール製品や美白剤を取り入れることで、次回の施術までの期間、良い肌状態を保つことができます。
※患者様の肌質に合った製品をご案内しますので、スタッフまでご相談ください。
カウンセリングのご予約はこちら
LINEでのご質問はこちら
よくある質問:こんな理由でやめる場合は?
Q. 金銭的に続けるのが厳しくなりました。
A. 正直にご相談ください。 美容医療は無理をして続けるものではありません。「予算が厳しくなった」と伝えていただければ、回数を減らして内服メインにするなど、ご予算内で維持できるプランをご提案します。無理な勧誘は一切しませんので、お気軽にお話しいただけると嬉しいです。
Q. 妊娠が分かりました。やめたら悪化しますか?
A. 一旦治療はストップになります。 妊娠中はホルモンバランスの影響で、肝斑が濃くなることがありますが、これは生理的な現象です。出産・授乳が終われば落ち着くことも多いので、焦らず今は赤ちゃんのための身体づくりを優先してください。落ち着いてから治療を再開すれば、必ずまた綺麗になります。
まとめ:自己判断で諦める前に、一度ご相談ください

ピコトーニングは、一度始めたら一生通い続けなければならない「終わりのない治療」ではありません。
・やめてもリバウンド(治療前よりも悪化)はしない。
・ある程度綺麗になったら、間隔を空けてホームケアへ移行できる。
・内服薬などを続ければ、維持は十分に可能。
一番もったいないのは、効果が出ているのに「なんとなく」自己判断で急にやめてしまい、ケアを怠って再発させてしまうことです。
もうそろそろ間隔を空けたい」「あと何回くらい必要?」 そのように感じたら、いつでも医師やスタッフにご相談ください。 まずはVISIAでお肌の奥の状態をチェックし、「今やめても大丈夫な状態か」「まだ少し続けた方が将来のためか」、客観的なデータに基づいた無理のない「維持プラン」を一緒に考えさせていただきます。